カタログギフトを5回もらった側が語る、もらって嬉しいカタログの選び方

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28歳から33歳の5年間で、カタログギフトを5回もらった。結婚式の引き出物として2回、内祝いとして2回、誕生日プレゼントとして1回だ。もらう側として率直に言うと、「嬉しい」と思ったものと「これ、選ぶものないな……」と思ったものがある。その差が何かを、実体験をもとにまとめる。

この記事は、カタログギフトを贈る側になる人向けに、もらって嬉しいカタログとそうでないカタログの違いを伝えるものだ。

5回のカタログギフト体験、それぞれの印象

1回目:結婚式の引き出物(リンベル・約5000円コース)

大学の先輩の結婚式。引き出物のカタログはリンベルの「シルバー」コース相当、推定5000円程度。カタログを開いて最初に感じたのは「選べるものが少ない」という感覚だった。食品は種類があったが、雑貨や家電系は選択肢が3〜4種類。「これかな」というものはあったが、「これが欲しい!」というものはなかった。

最終的に選んだのは、コーヒーのドリップセット。特別ほしかったわけではないが、使い道があるから選んだ。もらった喜びより「消去法で選んだ」という感覚が残った。

2回目:内祝い(ハーモニック・約8000円コース)

友人の出産内祝い。ハーモニックの「ア・ラ・グルメ」だったと思う。食品系に特化したカタログで、選べるものが充実していた。国産牛の詰め合わせや、有名料亭の惣菜セット、老舗スイーツなど、「どれにしよう」と迷えるレベルの品揃えがあった。

選んだのは飛騨牛のすき焼き用スライス500g。届いたとき「お、なかなかいいじゃん」と素直に思えた。8000円コースになると一気に選べるものの質が上がる印象だった。

3回目:結婚式の引き出物(たき新・約1万円コース)

これが一番よかった。たき新(たきしん)というカタログギフト会社のもので、1万円コース。はっきり言って品揃えのレベルが違う。有田焼の食器セット、ダイソンの掃除機(差額追加あり)、温泉旅行の体験券、伊勢丹のスイーツセット——本当に悩んだ。「こんなのもあるのか」という発見があるカタログだった。

最終的に選んだのは桐の茶筒と急須のセット。使うたびに「あのとき結婚した田村、ありがとう」と思うくらいには印象に残っている。

4回目:内祝い(ハーモニック・約3000円コース)

3000円コースのカタログは、正直に言うとほとんど何も選べなかった。洗剤セット、お菓子の詰め合わせ、入浴剤——実用品は揃っているが、「特別感」が全くない。スーパーで買えるものが並んでいる印象だ。内祝いの場合、贈る側としては3000円は少し厳しいかもしれない。

5回目:誕生日プレゼント(リンベル・約7000円コース)

会社の先輩が「何が欲しいか分からなかったから」ということで贈ってくれた。7000円コースのリンベルは、5000円と1万円の中間で、悪くはなかった。雑貨系でちょっとしたブランドのアイテムや、和菓子・洋菓子の詰め合わせが充実していた。体験型(陶芸、温泉)の選択肢もあり、「もらったプレゼント」として満足できる品物があった。

価格帯別の充実度まとめ

価格帯 品揃えの傾向 おすすめ度
〜3000円 実用品・消耗品中心。「選ぶ喜び」は少ない △(内祝い等の用途による)
5000円前後 食品系は充実。雑貨・家電は選択肢少ない
7000〜8000円 食品・雑貨ともに選べる。体験型も入ってくる
1万円以上 ブランド品・体験型が充実。「欲しいもの」がある ◎◎

もらって嬉しいカタログの条件——3つのポイント

1. 体験型の選択肢が入っているか

モノより体験を好む人が増えている。温泉旅行のペアチケット、陶芸・料理教室の体験券、クルージングディナーなど、体験型の選択肢が入っているカタログは「プレゼントとして特別感がある」と感じやすい。リンベルやたき新の1万円以上コースには体験型が含まれることが多い。

2. 有名ブランド・産地ものの食品が入っているか

「松阪牛のしゃぶしゃぶセット」「北海道産ウニの瓶詰め」「マリアージュ フレールの紅茶セット」——こういう「自分ではなかなか買わない名品」が入っているかどうかが、食品系カタログの充実度のバロメーターだ。ハーモニックの「ア・ラ・グルメ」シリーズは食品特化でこの点が強い。

3. 選べる数(ページ数・品目数)が多いか

同じ5000円コースでもカタログ会社によって品目数が大きく違う。ページ数が少ないカタログは、「あ、これしかないのか」という落胆感が生まれる。できれば100品目以上、ページ数が厚いカタログの方が「選ぶ楽しさ」が生まれやすい。

カタログ会社ごとの特徴(実際にもらった感想)

リンベル

業界最大手。品揃えの幅が広く、食品・雑貨・体験型がバランスよく揃っている。価格帯が多様なので贈りやすい。ただし5000円以下のコースは選択肢が少ない印象。7000円〜が使い勝手が良い。

ハーモニック

食品系に強い。「ア・ラ・グルメ」シリーズは有名産地・ブランド食材が充実しており、食べ物好きな相手には喜ばれやすい。雑貨・体験型はやや弱め。

たき新(たきしん)

百貨店系のカタログギフト。高価格帯のラインナップが特に充実しており、1万円以上のコースでは選択肢の質が明確に上がる。全国の百貨店で取り扱いがあり、包装・のし対応もしっかりしている。

カタログギフトを選ぶときの注意点

  • 有効期限を確認する:申込期限が短いカタログは、受け取った相手が忙しいと期限切れになる。6ヶ月以上あるものを選ぶと安心だ
  • Webと紙の両方で申し込めるかどうかを確認する:紙だけだと郵送の手間が発生して、申し込まないまま期限が来ることがある
  • 実用品が欲しい相手にはカタログより商品券の方が喜ばれることもある:「物は増やしたくない」という人にはカタログも選択を迷わせてしまう

もらう側として思うこと

カタログギフトを5回もらって分かったのは、「贈る側の心遣いは価格帯に如実に出る」ということだ。3000円のカタログと1万円のカタログでは、もらったときの印象が全く違う。カタログを選んだという事実以上に、「どの価格帯を選んだか」が相手への気持ちを表す。

予算的に1万円が難しい場合でも、7000〜8000円コースに抑えながら充実度の高いカタログ会社を選ぶことで、受け取った相手の満足度は大きく変わる。贈る側になる機会があれば、「ちょっと奮発した価格帯」を選ぶことをおすすめしたい。

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